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浦和ウイングス510208
常盤少年野球クラブ000000
後期トーナメント二回戦。先週の中央ブロックの悔しさが残る中での試合でした。そんな中この試合ある一つの決断をしました。それは、試合に出場することが出来ることが当たり前の事ではないということを選手に伝えるためある一人の選手をスタメンから外す決断をしました。その選手は常盤にとってなくはならない選手でとても大きな存在なのはわかっていたが、ケガで心が折れている選手をグランドへ送り出すことはこの選手や他の選手にもよくないことだと信じての決断でした。それでも、この選手の為、皆の力を結集して戦い必ず勝つぞと選手に伝え試合開始。相手は思い切りのよいスイングでイケイケの状態に常盤は防戦一方。なんとか粘って粘ってと選手は頑張りましたが今日の常盤の選手に持ちこたえる力はありませんでした。結果は、コールド負けという六年生最後のトーナメントはあっさり終わってしまいました。悔しいという気持ちはありますが、後悔はありません。選手の皆へ。常盤の選手は人数が少なく試合に出れることが当たり前の感じになっているがそれは本来は違うということを覚えておいてね。スタメンに名を連ねるため皆が努力し切磋琢磨して自分の力で勝ち取るもの。ケガをしたり、グランドで戦う気持ちがない選手はグランドには絶対立てないことを。だからこそ、キャッチボールで正しい投げ方を覚えたり、ストレッチやアップ等が大切なんだということを。
最後になるけど、君にはとてもつらい経験だったと思う。でもね、君がいなくなればチームがガタガタになってしまうくらいの素晴らしい選手なんだということも忘れないでください。君はチームを背負って立ちチームを勝利へ導ける最高の打者であること。また、皆に好かれていてチームの大黒柱であるということを。この経験を無駄にすることなくもっともっと心も強く大きく育て。打席での笑顔が戻ることを待っています。