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沼影少年野球クラブ001001
2020年10月18日15時32分 その時歴史が動いた!常盤の、浦和の歴史に新たな1ページが刻まれました。
「2020年度後期トーナメント戦 優勝 常盤少年野球クラブ」
昨年公式戦1勝も出来なかった6年生が1年後に凄い事を成し遂げました。1つのチームが同一年度に6年トーナメント戦と5年新人戦を優勝というのはまさに偉業だと思います。その決勝の舞台は浦和の頂点を懸けて、沼影少年野球クラブさんと対戦させていただきました。

遡る事3週間前の9月27日に決勝進出を決めてから今日まで「決勝で勝つ!決勝を勝ってこそのトーナメント戦だ!」と選手に真っすぐにぶつけて来ました。この準備期間から試合終了まで、「攻撃の目的は点を取る事」「守備の目的はアウトを取る事、アウトを積み重ねる事、進塁を許さない事」と当たり前の事を何度も何度も選手たちと確認して目の前の1球と向き合って来ました。
そして、決勝戦では「初回の攻撃と守備」「初打席、ファーストストライク」「先頭打者」がすべて!全力で行こう!!と声を掛けて運命の歴史的一戦が始まります。

先攻の常盤はその初回2番サトシが復活の一打で出塁、キャプテンのユウタロウが繋いで1アウト2・3塁で今大会7割超えの絶好調4番ヒカルを打席に迎えます。4番の一打は快音!とはいきませんでしたがショートゴロの間にサトシが成長した走塁で先制します。やってきた事すべてがここにあったと思います。その裏エース・マサの立ち上がりは第1球目がレフトへ!守備で存在感を見せてきたアヤトがしっかりキャッチして目の前の応援席は大盛り上がり!続く2番3番を連続三振と、決勝のマウンドを3度知る男が6年生相手にも堂々たるピッチングを見せます。
2回表の攻撃は6番タイガが四球で出塁して0アウト2塁から7番アヤトには送りバントのサイン。2ストライクと追い込まれても3バント勝負、今日の私には迷いがありませんでした。大袈裟に言えば、今日は少し先が見えていたような気がします。「これは決まる、上手くいく」と自信を持ってサインを出せたのは他でもありません。選手全員が練習から目的を理解し、同じ1つの目標を成し遂げる為に「準備」をしてきたからです。話は試合に戻り、1アウト3塁で打席に8番ハヤト。2-1とバッティングカウントが揃ったところでセーフティスクイズ!完璧に決まって貴重な2点目を取る事が出来ました。ハヤトには新聞社取材の神がついているようです。試合後の選手取材はこの1打席が決め手となるのだから、それだけ素晴らしいプレーだったと言うことです。
そして2アウトランナー無しから脅威の9番マサの出塁・盗塁から6年生1番コウキのタイムリー2ベースで3点目を重ねます!ここに今大会の強さがあったのではないでしょうか。
相手投手が代わり速球や緩急に打ちあぐねて追加点こそなりませんでしたが、それ以上に今日のマサと女房タイガは素晴らしかった。3回裏だけ四球が絡み苦しかったが、それでも1失点。優勝を決める瞬間まで外野に許した打球はレフトへの2球のみ。終わってみれば1安打1失点6奪三振の完投勝利!キャッチャー・タイガは決して体が大きいわけではありませんが今日はまさに守護神でした。鍛錬された動きで二桁に及ぶショートバウンドや時には難しいハーフバウンドを前に落とし、そして試合前のシートノックから今までで1番の大きな声でホームを守ってくれました。

改めて、優勝おめでとう!!!
どちらかと言えば決勝は5年生の方が目立ったかもしれない。しかし、今大会を優勝できたのは間違いなく準決勝まで打って打ってチームを引っ張った「6年生」君たちの成長と頑張りの結果です!!
ユウタロウ・ヒカル・コウキ・アヤト・ガク・コタロウ・ジュザありがとう!
ブロック別は6年生全員スタメンで戦って勝とう!
そして「5年生」本当によくついて来てくれました。
タイガ・ハヤト・マサ・サトシ・ケント・リクありがとう!
2週間前に君たちにとってこれ以上ない悔しい想いをして正直精神面が大丈夫か心配したけど、もうしっかり前を向けている。来年は2連覇してくれ!

最後に、父母会・指導者・OBなど常盤関係者すべてのみなさまの熱い熱いご声援とご協力があってこその最高の結果です!みんなの優勝です!!おめでとうございます!!!
浦和部会関係者のみなさま、コロナ渦の中、選手たちに舞台を整えていただきまして本当にありがとうございました。