常盤少年野球クラブ
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公式戦 後期トーナメント戦・準々決勝 (2020/9/20 11:00 荒川ソフトE面)
1
2
3
4
5
6
7
TOTAL
高砂マリーンズ
0
2
1
1
1
TB3
抽選4
5
常盤少年野球クラブ
3
0
0
0
2
TB3
抽選5
5
私にとって監督人生真っ最中ですが、今までもこれからも今日の試合が「ベストゲーム」となりました。
その激闘の一戦は後期トーナメント戦準々決勝という舞台で高砂マリーンズさんと対戦させていただきました。5年生チームがライバルであり、スタメンのチーム構成がとても似ている事から6年生が鍵を握っていたのではないでしょうか。
まず、攻守のジャンケンでキャプテンが久しぶりに勝って、希望の後攻を取れました。私はそれだけで前日の大敗のショックから抜け出る事が出来ました。
試合は、初回表を先発ユウタロウが3者凡退で抑え最高の立ち上がりとなります。その裏いきなりチャンスが訪れ、ノーアウト満塁で打席には「常盤の4番・ヒカル」。少し父の顔を見せてしまいますが、常日頃「4番が打てば勝てる!」と言い続け、一緒にバットを振ってきました。前日の大敗で今まで見た事もない悔し涙を流した翌日の第1打席で、先制のタイムリーヒットを放ち、2打席目もヒットと4番の仕事をきっちりしてくれました。その後2点を加えて常盤のペースでの始まりとなります。
ところが、直後の2回表に同じく6年生の相手6番打者にライト超えツーランを浴びます。打撃好調だと思い警戒していましたが、ホームランとは。。。この試合はやはり6年生の試合。
ここから試合巧者の高砂さんに1点、1点と追い付かれ、逆転され、離されてと苦しい展開となります。それでも練習時~試合中も「失点しても最少失点なら、必ず最後に逆転できる!」と選手に言い続けて、さらに後攻を武器に最後まで信じて戦いました。
時間的にも最終回の5回裏、8番ハヤトと9番マサが下位打線からチャンスを作ってくれて自慢の上位打線へ。送りバントと内野ゴロの間に1点を返して1点差!ツーアウト3塁から3番ユウタロウが起死回生の同点タイムリー!キャプテンがやってくれました。その後1打サヨナラまでいきますが、相手の5年生ピッチャーの魂の籠った投球を前に決めきれず、タイブレークへ。
私も選手も初めてのタイブレーク。攻撃終了から流れで守備につく選手たちの許に私は主審のプレイコールの直後にタイムを取ってマウンドへ行きました。それまでも守備タイム・攻撃タイムを惜しみなく使ったり6年生エース・ユウタロウ→連投の5年生エース・マサへの魂の継投など、今日は6年生と共に「何が何でも勝つんだ!」と戦い続けました。タイブレークの守りはレフト・アヤトの好守などで3点に踏み止まります。
泣いても笑っても最後の攻撃はその6年アヤトから。「スクイズはない、打て!」と送り出したアヤトの1打はショート正面ながら気持ちで2点を返します。その後またもやハヤト&マサが粘って同点に追いつき、なおノーアウト満塁・サヨナラの場面で1番2番へ。今度こそという流れでまさかの展開となります。たった2球で2アウトとなり、最後は「10」ユウタロウに託されます。最後にキャプテンに回るとはドラマそのもの。しかし、凡退に終わり、これまた初めての抽選へ。相手チームの事を言うのはナンセンスかもしれませんが、2度に渡るサヨナラ場面を凌いで完投した相手5年生ピッチャーは「凄いな!」と素直に思いました。
抽選も紙一重だった最後は常盤が制す事が出来ました。まさに互角の試合。どちらかが勝るでも劣るでもない一戦でしたが、今日は6年生の強い気持ちが勝たせてくれたのだと思います。
高砂マリーンズのみなさま、ありがとうございました。
そして2日連続の熱い熱いご声援をいただいた常盤のみなさま、ありがとうございます!そしてベスト4おめでとうございます!!
これからも一戦一戦、一緒に喜びましょう!!!
6年生のみんな、まだまだ戦うぞ!
5年生のみんなもよろしく!
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